自然の恵み

About Nature's
Blessings

豊かで善い幸生牛を育む

幸せが生まれる地で育つ、自然の恵。

五穀豊穣を祈り、福を舞い寄せる伝統と歴史がある幸生は言い伝えだけでなく、実に美しい自然環境に恵まれています。

幸せが生まれる地で育つ、
その自然の恩恵をふんだんに受けているのが
幸生牛なのです。

田舎ののどかな風景
昔の幸生の写真

幸生牛を育む
美しい自然環境

幸生は、わらび園の観光地としての一面も持ちます。
背の高い木々の間を通る一本道を進んでゆくと、突如ぱっと視界が開き、辺り一面に広がるわらび園が現れます。

わらびの緑と夏空の青さがコントラストを成して、時間がゆったりと進んでいるかのような、心地よい空気が流れます。幸生は太く瑞々しいわらびがよく育つため、良いわらびを摂りにたくさんの人が足を運ぶのです。

百合とわらび

“良いわらびが育つ”ということは、日当たりが良く排水性に優れ、
肥沃な土壌である証拠。幸生の気候や清浄な水が、美しい自然を
作り上げていることが分かります。

幸生の至る所で野生の百合や紫陽花が美しく咲いているのも、
幸せが生まれる地である加護を受けているためであるように
感じられます。

湧き出る長命水

霊山葉山から
湧き出る
栄養豊富な長命水

長命水とは、霊山葉山から湧き出る伏流水です。
地下深くから湧き出るため真夏の炎天下でも常に冷たく、何百年も昔から修行者達の喉を潤していました。硬度20と非常にやわらかい軟水なので、口にすると喉を通って身体中に染みわたります。

現在も多くの愛好家がおり、長命水をそのまま飲むだけでなく、タンクに汲んで持ち帰り、コーヒーや炊飯に使用する方もいるほど。

そんな長命水が湧き出る葉山の山裾にあるのが、幸生地域。
幸生の自然や人、そして幸生牛もまた、葉山の伏流水で育ちます。

長命水の立て札

幸生地域は一年の寒暖差が50度近くにもなる気候ですが、伏流水が常に一定の冷たさを保つおかげで、幸生牛は体の負担なく喉を潤すことができるのです。

幸生の雄大な大地や翠緑の木々、上質な幸生牛が育まれるのは、五穀豊穣を祈る葉山から湧き出る水の恩恵によるものかもしれません。

山と草原

寒暖差の激しい
牛肉に最適な気候

幸生は、冬と夏の寒暖差が非常に厳しい地域です。
夏は約40度にまで上り、冬は氷点下10度以下にまで冷え込みます。

この激しい寒暖差は、実は肉牛が美味しく育つのにはとても適しています。寒暖差によって肉が引き締まり、旨味が凝縮されるのです。

田舎ののどかな風景

また幸生は標高が463mあり、真夏でも平地より気温が約2度も違います。湿度も低くカラッとしており、幸生に入ると明確に空気が変わった感覚を体感することができます。
この気候は幸生牛の体にとって負担が少なく、牛たちがストレスなくのびのび育つことに寄与しています。

幸生は、霊山葉山の風情がそうさせているのか、独特で厳粛な空気が流れています。
ここで育つ幸生牛も神秘性を帯びた、特別な贈り物となるのです。